「田んぼでつながる香南ユニバーサルラグビーDAY」活動事例のご紹介:〈高知県香南市〉
このたび、会員の高知県香南市(浜田豪太市長)様における事例をご紹介いたします。
2026年8月22日、香南市では「田んぼでつながる香南ユニバーサルラグビーDAY」が開催されました。
本イベントは、子どもたちが自分たちの手で植えた稲を収穫し、多様なスポーツや地域の食文化に触れることで、食・スポーツ・地域の「共創」を体感することを目的としています。
元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さん(株式会社HiRAKU代表取締役)、企業や地域団体、スポーツ関係者とともに、約800kgの無農薬・無堆肥米の収穫とスポーツ体験を実施しました。
午前は、耕作放棄地から再生した圃場にて稲刈りを行いました。
参加した子どもたちの8割以上が初めての体験で、稲の手触りを感じながら自らの手で収穫する喜びを分かち合いました。
普段何気なく食べているお米が、どこで、どのように育っているのか、自ら植え、そして自ら収穫する体験を通じて、食や自然、農業をより身近に感じる貴重な機会となりました。

稲刈りを終えた後は、野市総合体育館へ移動し、ラグビー体験および、車いすラグビーチーム「Freedom」の協力による車いすラグビーを体験しました。ラグビー体験では、ボールをどこに投げたら仲間が取りやすいかを真剣に考えながら取り組み、うまくボール回しができた際には嬉しそうな表情が見られました。車いすラグビー体験では、競技用の車いすに最初は戸惑いながらも、短い時間でみるみる上達し、楽しそうにボールを追いかけていました。
初めて出会うスポーツに友達と協力しながら取り組むことで、仲間と一緒に挑戦する楽しさや、新しいことにも積極的に挑戦する大切さを学ぶ、貴重な経験となりました。

一日の締めくくりには、地域の伝統食「のいちご飯」や豚汁を味わいました。
地元に受け継がれてきた味を知り、食文化に触れる貴重な機会となりました。
子どもたちは「おいしい!」と味わいながら何度もおかわりをし、地元で育まれた食材の魅力や、豊かな食文化を身近に感じることができました。
今回の体験を通して、香南市ならではの食のすばらしさを知り、地域の食文化を次の世代へつないでいくきっかけとなりました。
「毎年開催してほしい」と語る親御さんの声や、初めての車いすラグビーに夢中になる子どもたちの姿が印象的で、土や自然に触れながら、体を動かし、共に食べるという原点的な営みを通じて、地域の未来をともに創る姿勢が体現されたイベントでした。
本事例は、農地の再生と多世代・多様な主体が関わるスポーツ交流を掛け合わせた、地域活性化の好例であると捉えております。皆さまの活動の参考になれば幸いです。
活動内容にご関心がありましたら、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
【参考】高知県香南市について
香南市は高知県の東部に位置し、海・山・川の豊かな自然に恵まれています。
ニラの名産地として知られるほか、多様なスポーツを通じた健康づくりや、地域独自の食文化の継承に力を入れており、自然と共生する持続可能なまちづくりを推進しています。